街のすき間に、遊園地がぎゅっと。浅草花やしき
建物のすぐそばを走るコースター、頭上に延びる乗り物のレール、その間に並ぶ売店。浅草花やしきは、街の中に遊びを詰め込んだような遊園地です。周囲のビルまで風景の一部になっているところに、浅草らしい面白さがあります。

レトロな遊園地

街なかならではの景色
1853年(嘉永6年)、牡丹や菊細工を楽しむ花園「花屋敷」として誕生しました。遊具や動物の展示など、時代とともに姿を変えながら親しまれてきた場所で、日本最古の遊園地として知られています。名前の「花」にも、開園当初の面影が残っています。
まずは360度で、この密集感を
乗り物や建物がどれほど近くに集まっているのか、パノラマを動かして見渡してみてください。広々とした郊外の遊園地とはひと味違う、花やしきならではの空間が分かります。
【360度パノラマビュー】
※写真・パノラマは訪問時の記録です。現在とは施設や園内の配置が異なる場合があります。

初めて訪れたときに驚いたのは、乗り物の大きさよりも、その集まり方でした。マンションやビルが立ち並ぶ中に、遊具も建物もぎゅっと密集しています。次の乗り物だけでなく、周りの街まで視界に入る距離感が印象的で、園内を歩いて眺めるだけでも楽しい場所でした。
時速42kmのコースターと、足こぎの空中散歩

日本現存最古のローラーコースター

「ヘリコプター」
花やしきを代表する「ローラーコースター」は、1953年(昭和28年)に登場した日本現存最古のコースター。最高時速は42kmです。数字だけでは伝わらない面白さが、建物が間近に迫る街なかのコースにあります。
一方、「ヘリコプター」は地上7.5mのレールを、自分でペダルをこいで進む乗り物。速さを楽しむコースターとは違い、少し高い場所から園内を眺められます。同じコンパクトな遊園地でも、地上から見る景色と上から見る景色では印象が変わります。
乗り物ごとに身長・年齢・付き添いなどの利用条件があり、点検や天候による運休もあります。目当ての乗り物がある場合は、来園前に公式サイトで運行状況と利用条件を確認してください。
写真に残る、かつての「スペースショット」

スペースショット(営業終了)
こちらは、訪問時に撮影した「スペースショット」です。すでに営業を終了しているため、現在は乗ることができません。
小さな園内から空へ伸びる姿も、当時の花やしきを印象づける風景でした。変化を重ねてきた遊園地の記録として、写真を残しています。
浅草散策に組み込むなら
花やしきは浅草寺の近くにあり、参拝や周辺の街歩きと組み合わせやすい場所です。乗り物をいくつか選んで楽しむなら入園券とのりもの券、たっぷり遊ぶなら入園と乗り放題がセットになったワンデーパスが選択肢になります。
子ども連れの場合は、先に乗れるアトラクションを確かめておくと、チケットを選びやすくなります。乗り放題の対象外となる施設もあるため、料金だけでなく対象範囲も確認しておきましょう。
| 施設名 | 浅草花やしき |
| 住所 | 東京都台東区浅草2-28-1 |
| 営業時間 | 通常10:00~18:00(季節・天候などにより変動) 最終入園は閉園30分前 |
| 休園日 | 公式サイトの営業カレンダーで確認 |
| 入園料 | 大人(中学生~64歳)1,600円 小人(5歳~小学生)・シニア(65歳以上)800円 0~4歳は入園無料。アトラクション料金は別途 |
| 乗り物の利用 | のりもの券・乗り放題パスを販売 入園と乗り放題がセットのワンデーパスもあり |
| アクセス | つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩5分 東京メトロ銀座線・都営浅草線・東武スカイツリーライン「浅草駅」から徒歩10分 |
| 駐車場・駐輪場 | 専用の駐車場・駐輪場なし |
| 公式サイト | 浅草花やしき 料金案内 |
料金・営業時間は変更される場合があります。来園前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

周辺の見どころと合わせて散策の参考に
下のGoogleマップで、浅草花やしきの位置を確認できます。浅草駅は路線によって場所が異なるため、利用する駅からの道順を確かめておくとスムーズです。
