芝東照宮

東京タワーの近くで出会う、大イチョウと家康ゆかりの社

東京タワーや増上寺を歩く途中、木々に囲まれた静かな神社にも立ち寄ってみませんか。芝公園にある芝東照宮は、1617年(元和3年)に創建された徳川家康をまつる神社です。社殿に刻まれた三つ葉葵や、境内に根を張る大イチョウに、徳川家とのつながりを感じられます。

見上げる大イチョウ、足元に広がる黄色い絨毯

境内で目を引くのが、神木の大イチョウ。三代将軍・徳川家光が手植えしたと伝わり、東京都の天然記念物に指定されています。長い年月を重ねた幹と大きく広がる枝は、この神社の歴史を今に伝える存在です。

訪れて印象に残ったこと

年末に訪れたとき、大イチョウの黄色い落ち葉が地面いっぱいに広がっていて綺麗でした。見上げる木の大きさだけでなく、足元にできた黄色い絨毯も印象に残っています。

黄葉や落葉の進み具合は年によって異なります。写真は訪れた日の風景ですが、葉を落としたあとの枝ぶりや、緑の葉を広げる季節にも、大木ならではの姿を楽しめます。

家康自身が作らせた像をまつる神社

芝東照宮は、もともと徳川家の菩提寺である増上寺の境内に創建されました。御神体は、家康が還暦を迎えた1601年(慶長6年)に、自ら命じて彫刻させた等身大の「寿像」です。

寿像とは、生前に作られた本人の像のこと。神社の由緒によると、家康はこの像を増上寺にまつるよう遺言したといいます。家康をまつる神社というだけでなく、本人の意思で作られ、託された像を受け継いでいることが、芝東照宮の大切な由緒です。

参拝の際は、社殿に施された「三つ葉葵」にも注目してみてください。また、家康は勝運の神として信仰されており、境内で見かけた合格だるまにも、願いを寄せる人々の思いがうかがえます。

【360度パノラマビュー】

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参拝案内と周辺の歩き方

最寄りは都営三田線の芝公園駅で、A4出口から徒歩約1分です。芝東照宮を参拝したあと、芝公園を散策しながら増上寺や東京タワーへ足を延ばすと、緑と歴史を楽しむ街歩きになります。

施設名芝東照宮(しばとうしょうぐう)
住所東京都港区芝公園4-8-10
参拝料金無料
参拝時間公式サイトに時間の明記なし。早朝・夕方以降の参拝は事前にお問い合わせください。
アクセス都営三田線「芝公園駅」A4出口から徒歩約1分
都営大江戸線「赤羽橋駅」赤羽橋口から徒歩約7分
JR「浜松町駅」から徒歩約12分
問い合わせ03-3431-9658(公式サイト掲載・芝大神宮社務所直通)
公式サイト芝東照宮

問い合わせ先の「芝大神宮」は、芝東照宮とは別の神社です。訪問するときは、地図の目的地を「芝東照宮」に合わせてください。下の観光ガイドマップでは周辺スポットとの位置関係を、Googleマップでは芝東照宮の場所を確認できます。