
増上寺を代表する景観
増上寺(ぞうじょうじ)は、徳川家ゆかりの歴史を持つお寺です。東京タワーを背に建つ大殿をはじめ、境内には歴史ある門や徳川将軍家墓所などがあります。
東京タワーを背に建つ、徳川家ゆかりの増上寺
増上寺は1393年に開かれた浄土宗の大本山です。1590年に徳川家の菩提寺となり、1598年に現在の芝へ移りました。
【360度パノラマビュー】
三解脱門と築地塀、大殿前の景色

三解脱門

瓦と土を重ねた築地塀
境内の正面にある朱塗りの三解脱門(さんげだつもん)は、国の重要文化財です。1622年に再建され、江戸初期の増上寺の姿を伝えています。名前には「むさぼり・いかり・おろかさ」という3つの煩悩を離れる意味が込められています。
門の周辺には、土と瓦を重ねた築地塀(ついじべい)があります。層になった土と瓦の模様も見どころです。
大殿前では、立つ位置によって屋根と東京タワーの重なり方が変わります。参拝のあとに少し左右へ歩き、気に入った構図を探すのも楽しみの一つです。
徳川将軍家墓所と宝物展示室

徳川将軍家墓所

宝物展示室
大殿の奥にある徳川将軍家墓所には、2代秀忠・6代家宣・7代家継・9代家重・12代家慶・14代家茂の6人の将軍が眠っています。秀忠の正室・お江や、家茂の正室・皇女和宮など、徳川家ゆかりの人々もまつられています。
入口の鋳抜門(いぬきもん)は、もとは6代家宣の霊廟にあった青銅製の門です。葵の紋や龍の装飾が施され、徳川家霊廟の豪華さを今に伝えています。
かつての増上寺では、大殿の南北に将軍たちの霊廟が並んでいました。その多くが1945年の空襲で焼失し、墓所は戦後に現在の場所へまとめられました。
大殿地下1階の宝物展示室では、かつての霊廟の姿を知ることができます。見どころの一つは、2代秀忠の霊廟を10分の1の大きさで表した「台徳院殿霊廟模型」です。
黒本尊をまつる安国殿と風車が並ぶ地蔵尊

安国殿(あんこくでん)

千躰子育地蔵尊
安国殿には、徳川家康が深く信仰したと伝わる阿弥陀如来像「黒本尊」がまつられ、勝運・厄除けの仏様として親しまれています。御朱印やお守りの授与もこちらで行われます。黒本尊は秘仏のため、普段のお参りでその像を拝観することはできません。
千躰子育地蔵尊には、帽子をかぶり、風車を供えられたお地蔵さまが並んでいます。子どもたちの無事な成長と健康を願ってまつられてきました。

参拝者でにぎわう境内
増上寺では、節分の豆まきなどの季節の行事も行われ、多くの参拝者でにぎわいます。
参拝・拝観の案内
境内の参拝は無料ですが、徳川将軍家墓所と宝物展示室は有料です。両方を見学できる共通券もあります。墓所と展示室は本堂より早く閉まるため、午後に訪れる場合は拝観時間をご確認ください。
| 名称 | 大本山 増上寺(ぞうじょうじ) |
| 住所 | 東京都港区芝公園4丁目7−35 |
| 電話 | 03-3432-1431 |
| 参拝時間 | 本堂 6:00~17:30 安国殿 9:00~17:00 |
| 墓所・宝物展示室 | 平日 11:00~15:00 土日祝 10:00~16:00 徳川将軍家墓所の最終入場は閉場15分前 |
| 墓所・展示室の休み | 火曜日(祝日の場合は公開・開館) |
| 拝観料 | 境内参拝無料 徳川将軍家墓所:大人500円、高校生以下無料 宝物展示室:一般700円、中高生300円、小学生以下無料 墓所・宝物展示室の共通券:1,000円 |
| アクセス | 都営三田線「御成門駅」「芝公園駅」から徒歩約3分 都営浅草線・大江戸線「大門駅」から徒歩約5分 JR・東京モノレール「浜松町駅」から徒歩約10分 |
| 駐車場 | 一般参拝者用の駐車場なし |
| 公式サイト | 大本山 増上寺 |
来訪前に公式サイトの徳川将軍家墓所・宝物展示室の案内をご確認ください。
増上寺の場所と東京タワー周辺のガイドマップ
増上寺は東京タワーの東側にあり、周辺散策と組み合わせて立ち寄れます。周辺の見どころはガイドマップ、駅からの道順はGoogleマップで確認できます。

観光ガイドマップ

