700年ころ、聖武天皇の発願により創建された東大寺。参拝には拝観料が必要になります。
1998年、世界遺産に登録され、中でも大仏殿は世界最大級の木造建築物となっていて、その高さは48mあり、ビル12階建に相当します。
実際に大仏殿へ入ってみると少し暗く静寂な中に大仏さんが座っています。巨大な建物を支える柱の太さが直径1mもあり、聞けば、これだけ太い木がなかったため、丸太の周りに木を巻き付け、鉄の釘で固定し、強度を上げた一本柱を使用しているそうです。
そして、写真も掲載しましたが大仏さんの後にあるのが有名な柱の穴。この穴を通ると学問や健康に御利益があると言われ、子どもたちはドンドン通っていましたが、大人ではかなり厳しく、細い男性と女性はギリギリ通れそうでした。通り抜けるコツは、手を伸ばして体を斜めにすることです。是非、チャレンジして見て下さい。
なお、東大寺の境内は広く、その中で拝観料が必要となるのは、大仏殿・法華堂(三月堂)・戒壇院の3カ所です。