
皇居の周りには、お堀や石垣に沿って歩ける道が続き、広場や庭園、公園が広がっています。丸の内のビル街から少し歩くだけで、江戸城の面影が残る景色に出合えます。
初めて訪れるなら、まずは二重橋を眺める皇居外苑と江戸城跡を歩く皇居東御苑の違いを知っておくと、行き先を選びやすくなります。
皇居外苑と東御苑、どちらへ行く?
皇居外苑は、お堀の外側から橋や城門を眺める場所。皇居東御苑は、門をくぐって江戸城の本丸跡や庭園を巡る場所です。それぞれ入口や見どころが異なります。
| 行き先 | 主な見どころ・過ごし方 | 訪れるときのポイント |
|---|---|---|
| 皇居外苑 | 二重橋、皇居前広場、桜田門 お掘の景色を眺めながら散策 | 東京駅の丸の内側からも歩いて向かえます 有名スポットの橋を広場側から眺めます |
| 皇居東御苑 | 江戸城の石垣、天守台、二の丸庭園 城跡と庭園をじっくり見学 | 出入口は大手門・平川門・北桔橋門 公開時間と休園日があります |
ニュースでも聞く「皇居の一般参観」は、今回紹介する内容とは別のもので興味のある方は、宮内庁の皇居参観案内をご確認ください。
ガイドマップで見る皇居周辺
皇居前広場から南へ向かうと日比谷公園、東御苑から北へ向かうと竹橋や北の丸公園があります。国会議事堂や憲政記念館は南西側、日本カメラ博物館は西側の半蔵門駅近くです。

二重橋と広場の景色から日比谷公園へ
東京駅方面から皇居へ向かうなら、丸の内のビル街を抜けて皇居前広場へ。クロマツが点在する広場に出ると視界が開け、お堀の向こうに石垣や橋が見えてきます。振り返ると高層ビルが並び、城跡と都心の風景を一緒に眺められます。
【360度パノラマビュー】
正門前の橋を眺めたあとは、桜田門や楠木正成像へ。二重橋の名前の由来や広場の見どころは、皇居外苑のページで写真とともに紹介しています。


もう少し歩きたいときは、南側の日比谷公園へ足を延ばせます。広々とした皇居前広場から、池や花壇、木陰のある公園へと景色が変わります。ベンチで休憩したり、園内の松本楼で食事をしたりと、散策の合間に立ち寄れる場所です。
園内の見どころは日比谷公園のページに掲載しています。
江戸城跡から北の丸公園へ
城の歴史や庭園に興味があるなら、皇居東御苑を中心に巡ってみてください。大手門から入ると、番所や高い石垣を見ながら本丸へ向かう道が続き、城の内部の広さや造りを歩いて確かめられます。


同じ苑内でも、本丸の石垣や天守台とは対照的に、二の丸庭園では池や木々の景色が広がります。
出入口や園内の見どころ、公開時間は、皇居東御苑(江戸城跡)のページで紹介しています。
美術鑑賞か科学体験を組み合わせる
東御苑の北側には、東京国立近代美術館と科学技術館があります。

絵画などをじっくり鑑賞するなら
東京国立近代美術館では、日本の近代から現代にかけての美術に触れられます。お堀沿いの散策に、美術鑑賞を加えてみてはいかがでしょうか。
国会議事堂と憲政記念館で議会政治に触れる
皇居の南西側にある永田町では、国会議事堂の内部見学と憲政記念館を組み合わせられます。江戸城跡を巡る散策から少し視点を変えて、日本の政治を支える建物や議会の歴史を訪ねることになります。

国会議事堂では、職員の案内で本会議場などを巡ります。議席だけでなく、天井の装飾や建物の造りも見どころです。
国会議事堂「見学ツアー」のページでは、衆議院を見学したときの写真に加え、参観の受付について解説しています。
合わせて訪れたいのが、国会の仕組みや議会政治の歩みを紹介する憲政記念館です。議事堂で見た場所の役割を知ったり、資料から歴史をたどったりできます。展示の概要と来館案内は、憲政記念館のページをご覧ください。
写真が好きなら半蔵門の日本カメラ博物館へ
皇居周辺を撮影しながら歩く方には、半蔵門駅近くの日本カメラ博物館も興味深い寄り道です。国内外のカメラや資料を通して、写真を撮る道具がどのように発展してきたかを知ることができます。


