主屋・土蔵・便所が国の重要文化財に指定されている和田家。入館は有料です。
築300年の建物は、1階が110坪ほどの広さがあり、太い柱や梁など見どころの多い建築構造です。
合掌造りは、広い屋根裏で蚕を飼育していたため、家の中を何層にも分け、格子状の床や側面窓を設けて風通しを良くし、独特の美しい形になっています。
写真にもある便所小屋は国の重要文化財に指定されるほど貴重な建物で、蚕のフンや人間の尿などを貯めて火薬の原料となる焔硝を独自生産し、当時は貴重な現金収入でした。ただし、建物内は非公開で見学はできません。