情緒ある街並みが特徴の観光名所「尾道」
尾道は瀬戸内海に面する「坂の町」として知られており、江戸時代からの歴史的建造物や古い町並みが残る、見どころの多い観光地です。
また、映画の舞台になったことでも有名で、大林宣彦監督の「転校生」や「時をかける少女」など、数々の作品の撮影が行われました。
2022年3月には、千光寺頂上展望台「PEAK」がオープンし、山の上から尾道の街並みや瀬戸内海を一望できる新スポットとして注目を集めています。
千光寺頂上展望台
2022年3月に新スポットとしてオープンした尾道市街や尾道水道が眺められる話題の展望台。
千光寺
806年に空海によって創建され、尾道の人気観光名所となっている小高い山の中腹に立つお寺。
千光寺山ロープウェイ
眼下に尾道の街並みが広がり、乗車時間3分で山頂の千光寺公園を結ぶ全長365mのロープウェイ。
文学のこみち
志賀直哉や松尾芭蕉を始め、尾道とゆかりのある文学者が残した詩歌が山の中に立てられている定番の散策コース。
尾道市役所展望デッキ
2020年にオープンした尾道水道や千光寺が一望できる尾道市役所の屋上にある展望スポット。
尾道商業会議所記念館
議場などが一般公開されている1923年に建設された洋風建築様式の商業会議所。
御袖天満宮
NHK連続テレビ小説「てっぱん」や大林監督の映画「転校生」の撮影が行われたことで有名な学問の神様・菅原道真をまつる神社。
浄土寺
国宝や国の重要文化財に指定される建物を始め、貴重な文化財が残されている聖徳太子が創建したと伝わるお寺。
天寧寺
足利義詮によって1367年に創建されたお寺で、国指定重要文化財の三重塔が立ち、526体の五百羅漢が有名。
西国寺
国の重要文化財に指定される歴史的建造物が現存し、僧・行基によって開かれたと伝わる愛宕山の高台に立つお寺。
尾道駅
2019年に3月にリニューアルした尾道観光の最寄りとなっているJR山陽本線の駅。
タイル小路
1983年公開の原田知世主演映画「時をかける少女」に登場し話題となったタイルが地面に埋め込まれていた路地。
おのみち歴史博物館
かつて銀行だった建物を利用し、尾道の歴史や文化をテーマに尾道ゆかりの品々を展示する資料館。
尾道市立美術館
建築家・安藤忠雄氏が設計して2003年にオープンした尾道ゆかりの作品を収蔵する美術館。
玄関で館内に入りたい猫とそれを阻止する警備員さんの姿がSNSに投稿され、「猫と警備員さんの攻防」として大きな話題になりました。
おのみち映画資料館
尾道ゆかりの映画の上映や展示を行う映画ミュージアム。
展示物は昭和を感じられるレトロなポスターやパンフレットが多く、近年の映画はほとんど取り上げられていませんでした。
名称 | おのみち映画資料館 |
住所 | 広島県尾道市久保1丁目14-10 |
電話 | 0848-37-8141 |
時間 | 10:00~18:00 ※ |
休館日 | 火曜日、年末年始 |
入館料 | 一般520円、中学生以下無料 |
リンク |
中村憲吉旧居
広島生まれの歌人・中村憲吉氏が病気療養をしながら亡くなるまで過ごした旧宅。
中村憲吉は1889年に広島県三次市で生まれ、短歌雑誌「アララギ」の編集に参加したことで注目を集め、その後、現代日本歌人の第一人者として活躍しました。
代表的な歌集は、馬鈴薯の花、林泉集、しがらみ、軽雷集などがあります。