台場公園

台場公園は、幕末の海上砲台「第三台場」を公園として開放した場所です。お台場海浜公園から歩いて訪ねることができ、砲台跡などの史跡と東京湾やレインボーブリッジの景色を楽しめます。

360度パノラマで見る、土手と広場の高低差

台場公園の見どころは、海を見渡せる土手の上と史跡が点在する内側の広場です。土手からは東京湾と街並みを眺められ、内側へ下りると木々に囲まれた広場で遺構を見学できます。

周囲を石垣と土塁が囲み、その内側がくぼんだ形になっています。パノラマでは周囲の景色とともに、海上の防衛施設だった地形にも注目してみてください。

台場公園(第三台場)の360度パノラマビュー

土手の上から眺める海とレインボーブリッジ

周囲に積まれた石垣は、海面から約5~7mの高さがあります。その上に築かれた土手からはレインボーブリッジを間近に眺められ、海の向こうにはお台場の街並みが見渡せます。浜辺からの眺めとは違う角度で景色を楽しめる場所です。

土手の内側に残る砲台跡と陣屋跡

土手の内側へ下りると、緑に囲まれた広場が広がります。中央部に残る陣屋跡の礎石からは、ここが大砲を置くだけでなく、台場を守る人たちが滞在する場所でもあったことが分かります。

園内には火薬庫や玉薬置所の跡、北側には石組みの船着場跡もあります。かつて海上の人工島へ船で出入りしていたことが分かる遺構です。

海に向けて備えられた砲台

海側の高台にある砲台跡は、台場の役割をイメージしやすい場所です。現在見られる台座は後年に復元されたものですが、海に向かう配置から、大砲を据えて外国船の接近に備えていた様子を想像できます。

火薬を保管した施設の跡

火薬庫跡は、大砲に使う火薬を保管した施設の跡です。砲台や陣屋とあわせて見ていくと、土手に囲まれた敷地全体が一つの防衛施設だったことが分かります。

かまど跡は、公園整備時に設けられたものです。園内にある八角形のかまど跡は、1928年の公園整備に伴って設けられた施設で、幕末の遺構とは異なります。

黒船来航から始まった「お台場」の歴史

「台場」とは、大砲を据える場所のことで、「お台場」という地名の由来にもなっています。1853年(嘉永6年)のペリー来航を受け、江戸幕府は江戸湾の防備を固めるため、品川沖に台場を築き始めました。第三台場は翌1854年(嘉永7年)に完成した海上砲台の一つです。

築かれた当初は海に浮かぶ人工島でしたが、周辺の埋め立てによって現在は陸続きになっています。1926年(大正15年)には第三台場と第六台場が国の史跡に指定され、1928年(昭和3年)に第三台場が「台場公園」として開園しました。

台場公園の利用案内

所在地東京都港区台場1丁目10番1号
アクセスゆりかもめ「お台場海浜公園駅」から徒歩約15分
主な見どころ石垣と土塁、砲台跡、陣屋跡、火薬庫跡、船着場跡
公式案内海上公園なび|お台場海浜公園&台場公園

台場公園の地図

お台場のマップ

お台場の観光ガイド

この記事を書いた人
たびる

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