豊臣秀吉も花見を楽しんだ桜の名所「吉野山」
吉野山は、シロヤマザクラを中心に3万本の桜の木が植えられ、春になると山全体がピンク色に染まる日本一の桜の名所とも言われています。
山麓の下千本から標高が上がるに連れて、中千本・上千本・奥千本と名付けられており、気温に併せて順番に見頃を迎えるため、長い期間、花見が楽しめます。
一目千本展望台
ひと目千本の桜が眺められることから、有名になっている展望スポット。
目の前を遮るものがなく、中千本から上千本までが一望でき、吉野山を訪れるのであれば、外せない観光スポットです。
場所は吉水神社の境内にあります。
金峯山寺
役行者によって創建された修験道の根本道場。
2004年に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されました。
吉水神社
2004年に世界遺産登録された後醍醐天皇を主祭神とする神社。
秀吉が指示し修繕した後醍醐天皇の「玉座の間」、源義経と静御前が最後に過ごした「潜居の間」などがあります。
花矢倉展望台
標高570mに位置し、吉野山全体が眺められる展望台。
山の上で突き出すように展望台があるので非常に眺めが良く、中千本から上千本にかけて咲く桜が綺麗に見えます。
吉野ロープウェイ
近鉄吉野駅と山の上を乗車時間3分で結ぶロープウェイ。
近鉄吉野駅を出て1分ほど歩くとロープウェイ乗り場があり、乗り換えのアクセスは良いです。
吉野水分神社
世界文化遺産に登録されている、水の神様・天之水分大神をまつる神社。
枝垂れ桜や国の重要文化財に指定される建物があることで有名になっています。
金峯神社
世界文化遺産、吉野山の地主神・金山毘古命をまつる神社。
近くにある源義経が身を隠していたと言われる「義経隠れ塔」も観光スポットになっています。
高城山展望台
標高680m、金剛山地の山々が眺められる展望スポット。
ベンチなどが設置されており、お弁当を食べたり、休憩もできます。
宮坂展望台
中千本の桜が一望できる隠れたビュースポット。
場所が月極駐車場の奥にあるため、観光ガイドに掲載されることもなく、あまり知られていない穴場的な展望台です。
訪れる人は少なく、ゆっくりと景色を堪能できます。
五郎平茶屋
かつて茶店があったことから名付けられている中千本の公園。
如意輪寺
900年ころに創建した後醍醐天皇の勅願所とされたお寺。
竹林院
聖徳太子の創建とも言われる美しい回遊式庭園のあるお寺。
大和三庭園の一つに数えられる日本庭園、宿坊の雰囲気を残した宿泊施設があることで有名になっています。
吉野山ビジターセンター
吉野山の歴史や自然を中心に紹介する展示資料館。
吉野山の桜・自然・歴史・文化・修験道・行事など写真や模型を使い解説しています。
駐車場
吉野山の玄関口となる場所にある吉野山観光駐車場。
400台の駐車スペースがあり、車で訪れる場合はほとんどの人が利用します。
桜のシーズン中で特に混雑する日はマイカー規制が実施されるため、駐車場は閉鎖されます。
吉野駅
吉野山の最寄りとなっている近鉄吉野線の駅
駅を出たところに観光案内所があり、ガイドマップやパンフレットなどが置かれており、観光スポットやランチについて色々と聞くことができます。
食事処・お土産屋
吉野山の名物となっているご当地グルメや人気お土産品。
名物・柿の葉寿司を始め、吉野山には100軒の飲食店やお土産店が立ち並んでいます。
奥千本ハイキングコース
奥千本に整備されている遊歩道を歩く自然散策コース
深い森の中に造られているため、森林浴感覚で吉野山の自然や名所を巡りながら歩けます。
奥千本バス
山の上にある奥千本まで楽にアクセスできるバス
「吉野山奥千本口ライン」と呼ばれており、桜のシーズンは竹林院前バス停から乗ることができ、奥千本まで15分ほど揺られると到着します。
桜のトップシーズンともなると長い行列ができるので朝早い時間の利用をおすすめします。