第3見学広場

当時、最先端技術で建てられた高層アパートが残る見学場所

【360度パノラマビュー】

軍艦島の南端に位置している第3見学広場
軍艦島の南端に位置している
第3見学広場
周辺にはガレキが散乱し、廃墟アパートが残されている場所
周辺にはガレキが散乱し
廃墟アパートが残されている場所
国内最古の鉄筋コンクリート造り、アパート30号棟
国内最古の鉄筋コンクリート造り
アパート30号棟
30号棟は保存することが難しく崩壊が心配される貴重な建物
30号棟は保存することが難しく
崩壊が心配される貴重な建物
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郵便局・理髪・銭湯が入っていたアパート31号棟
郵便局・理髪・銭湯が入っていた
アパート31号棟
海底炭鉱で使用する機械や道具を製造していた仕上工場
海底炭鉱で使用する
機械や道具を製造していた仕上工場
炭鉱が閉山した後に建てられた肥前端島灯台
炭鉱が閉山した後に建てられた
肥前端島灯台
第3見学広場の説明が終わり、各自、クルーズ船へ戻る様子
第3見学広場の説明が終わり
各自、クルーズ船へ戻る様子
軍艦島の観光ガイドマップ
軍艦島の観光ガイドマップ
コメント

軍艦島の上陸ツアーで一番最後に訪れる第3見学広場。
この場所の見どころは、1916年に建てられた日本初の鉄筋コンクリート造アパートが現存し、30号棟と呼ばれています。当時、台風などによって木造家屋が壊滅する問題が発生していたため、強固なコンクリート建造物が全国に先駆けて取り入れられました。
築100年を超え、ギリギリ原形を留めている30号棟ですが、訪れた4日前の強風によって5階から屋上までの外壁や床が大きく崩れ落ちてしまいました。掲載した写真のように縦に崩れていて室内が見える状態にツアーガイドさんも衝撃を受けておられました。様々な保存方法が検討されていますが難しいようで、近い将来、倒壊するのではないかと心配する声もあります。
軍艦島の行動は厳しく規制されていて、歩道から外れて建物に近づいたり、島内を自由に歩き回ることはできなく、上陸して第1→第2→第3の見学広場を順番に進み、団体行動が基本となっています。そのようなこともあり、第3見学広場の説明が終わり、クルーズ船へ戻る時が唯一自由になれるため、そのタイミングを利用して記念写真を撮る人も多く見られました。