当時、最先端技術で建てられた高層アパートが残る見学場所
【360度パノラマビュー】
![軍艦島の南端に位置している第3見学広場](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/gunkan-three01.webp)
第3見学広場
![周辺にはガレキが散乱し、廃墟アパートが残されている場所](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/gunkan-three02.webp)
廃墟アパートが残されている場所
![国内最古の鉄筋コンクリート造り、アパート30号棟](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/gunkan-three03.webp)
アパート30号棟
![30号棟は保存することが難しく崩壊が心配される貴重な建物](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/gunkan-three04.webp)
崩壊が心配される貴重な建物
![郵便局・理髪・銭湯が入っていたアパート31号棟](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/gunkan-three05.webp)
アパート31号棟
![海底炭鉱で使用する機械や道具を製造していた仕上工場](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/gunkan-three06.webp)
機械や道具を製造していた仕上工場
![炭鉱が閉山した後に建てられた肥前端島灯台](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/gunkan-three07.webp)
肥前端島灯台
![第3見学広場の説明が終わり、各自、クルーズ船へ戻る様子](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/gunkan-three08.webp)
各自、クルーズ船へ戻る様子
![軍艦島の観光ガイドマップ](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/gunkanjima-a01.webp)
コメント
軍艦島の上陸ツアーで一番最後に訪れる第3見学広場。
この場所の見どころは、1916年に建てられた日本初の鉄筋コンクリート造アパートが現存し、30号棟と呼ばれています。当時、台風などによって木造家屋が壊滅する問題が発生していたため、強固なコンクリート建造物が全国に先駆けて取り入れられました。
築100年を超え、ギリギリ原形を留めている30号棟ですが、訪れた4日前の強風によって5階から屋上までの外壁や床が大きく崩れ落ちてしまいました。掲載した写真のように縦に崩れていて室内が見える状態にツアーガイドさんも衝撃を受けておられました。様々な保存方法が検討されていますが難しいようで、近い将来、倒壊するのではないかと心配する声もあります。
軍艦島の行動は厳しく規制されていて、歩道から外れて建物に近づいたり、島内を自由に歩き回ることはできなく、上陸して第1→第2→第3の見学広場を順番に進み、団体行動が基本となっています。そのようなこともあり、第3見学広場の説明が終わり、クルーズ船へ戻る時が唯一自由になれるため、そのタイミングを利用して記念写真を撮る人も多く見られました。