大阪城天守閣の近くで行われた石垣の発掘調査が終わり、2013年9月20日~22日の3日間限定で一般に公開されました。
夏の陣で豊臣方が敗北した後、豊臣が築いた大阪城を隠すように徳川幕府によって新たな大阪城が建設されました。
1984年の発掘調査で、豊臣秀吉の時代に築かれた野面積みの石垣が発見され、今回はその同じ場所で再発掘が行われました。
ちなみに、写真に写っている大きな塊は戦時中に倉庫を建てた際のコンクリート基礎です。
大変貴重な遺構のため、現在は、「大坂城石垣公開プロジェクト」として、この石垣を見学できる観光施設が建設中で、2025年春にオープンする予定になっています。