知床半島の先端にある知床岬を往復する乗船人数450名の大型船「知床観光船」。乗船は有料です。
ウトロ港から知床岬までは、往復80kmもあり、乗船時間は3時間45分と、非常に長く、料金も高めの設定になっています。
世界遺産に登録される知床半島は、大部分で道路整備や観光化されていないため、大自然を眺めるには船を利用するしかありません。
この観光船は、時間もかかりますが見所も多く、象岩・たこ岩・観音岩・メガネ岩・カムイワッカの滝・カシュニの滝・フレペの滝などあります。人気の船なので、乗船したら景色の見える右側をキープするようにしましょう。
今回は、のんびりと景色を眺めながら写真を撮りたいと思ったので大型船を選びました。大型船は、船上を歩きながら景色を眺められ、揺れもなく、設備も整っています。船内にレストランがないのでお弁当を持ち込み、行きは景色を眺め、帰りに昼食をとる人も多かったです。
小型船も運航していて、海岸付近を進むので奇岩や滝を近くで眺められ、ヒグマなどの動物に遭遇することも多いようです。その反面、船の揺れは大きく、ライフジャケットの着用などあります。