関ヶ原合戦が始まった時に陣を置いていた石田三成陣跡。見学は無料です。
決戦前夜に大垣城から関ヶ原の盆地が一望できるこの高台に入り、山の下には島左近を配置し、本陣を築きました。
当初、兵力で勝る東軍が総攻撃を仕掛け、島左近を中心とした部隊が善戦するも、小早川秀秋の裏切り、毛利秀元の未参戦、島津義弘の撤退などがあり、西軍は次々に敗れ、壊滅状態となり、石田三成は伊吹山へ逃れることになりました。朝8時の開戦から、わずか6時間後のことでした。
駐車場から階段を2~3分ほど登ったところに展望台があり、とても眺めが良いです。設置されている案内パネルには両軍の配置図が解説してあり、目の前の風景と照らし合わせながら、この場所から石田三成も見ていた戦いの様子を知ることができます。あと、案内パネルに音声ボタンがあり、押すと解説が流れ、とても分かりやすかったです。