2018年にオープンした湖底堆積物を展示する博物館
![福井県年縞博物館](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/fukui-nenkou01.webp)
![「奇跡の湖」と呼ばれる水月湖を紹介する展示コーナー](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/fukui-nenkou02.webp)
水月湖を紹介する展示コーナー
![湖底深くから堆積物を掘り出した作業風景を映像で紹介](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/fukui-nenkou03.webp)
作業風景を映像で紹介
![水月湖から採取した全長45mもある年縞の実物展示](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/fukui-nenkou04.webp)
全長45mもある年縞の実物展示
![年代も特定されていて1万年前に堆積してできた年縞](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/fukui-nenkou05.webp)
1万年前に堆積してできた年縞
![館内で一番古い時代となっている約7万年前の年縞](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/fukui-nenkou06.webp)
7万年前の年縞
![三方五湖の観光ガイドマップ](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/06/mikatagoko-a01.webp)
コメント
福井県年縞博物館は、水月湖で発見された年縞を中心に、国内外の考古や地質について展示しています。入館は有料です。
年縞は、長い年月をかけて堆積物に形成される縞模様のことで、木の年輪のようなイメージです。この年縞から、当時の地球環境がどのような状態だったかが読み取れます。
2006年に始まった調査で、水月湖に浮かべた台船から湖底をボーリングして、現代から7万年前までの年縞を1本の連続したサンプルとして掘り出しました。
このように、連続して長期間の年縞を採取することは、世界でも非常に稀で、年代測定の「世界標準のものさし」として使われています。
水月湖が「奇跡の湖」と呼ばれる理由は、地殻変動や流入河川など、さまざまな好条件が重なった結果です。