道後温泉のシンボルで観光スポットになっている道後温泉本館。入浴は有料です。
本館の建物は1894年に建てられ、現在は国の重要文化財に指定されています。夏目漱石の小説「坊っちゃん」に登場したり、宮崎駿の映画「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルにもなったと言われています。
見どころが多い建物で、屋根にある振鷺閣と呼ばれる赤い窓ガラスの入ったギヤマン張りの部屋では、朝6時・正午・夕方6時に太鼓が鳴らされます。この合図は、日本の音風景百選に選ばれています。
夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」は、3階にあるので忘れないように見学しましょう。
料金の方は入浴のみが一番安く、貸浴衣やお茶などが付く二階休憩室・三階個室になると入浴料がアップします。
実際に入浴してみると、意外と普通の綺麗な共同温泉で、浴室も古いイメージは全くなく、体が良く温まる温泉でした。