関ヶ原の戦いに勝利した初代江戸幕府将軍・徳川家康によって築城された名古屋城。入館は有料です。
名古屋のシンボルでもあった天守閣は、木造で建て替えのため、2018年5月7日に閉館したため、見学はできなくなりました。掲載した写真は2018年4月に撮影しました。
1959年に鉄筋コンクリート造で再現された天守閣でしたが、老朽化や耐震性の問題が出てきて、木造建築による復元計画が本格的に始まりました。
全国で木造天守を復元したお城は、1994年復元の掛川城、2004年復元の大洲城など数は少なく、ビル8階建てに匹敵する高さ36mの名古屋城天守閣は桁違いのスケールとなり、総工費500億円とも言われています。
いずれにしても、名古屋城の築城当時の姿を実際に見ることができることに期待がかかります。天守閣の完成予定は当初2022年12月でしたが、石垣の問題などが浮上し、実際には解体すら始まらず、2028年ころになる案が検討されています。