距離4000m、富士山頂まで最短で登れる静岡県側の登山コース


山頂を目指して登山開始

山頂方向の景色

後ろの山は南アルプス

宝永山プリンスルートとの分岐点

ここからが本格的な登山

1707年に噴火して誕生した宝永山

タデ科植物のイタドリ

目の前に見えてきた七合目の山小屋

緑の森、白い雲海、青い空が絶景

七合目に到着

山頂方向の荒々しい景色

赤い地層が露出

多く堆積している大昔の噴火跡

標高3250mの八合目「池田館」

富士川や相模湾

マウンテンバイクを担ぐ人にも遭遇

九合目「萬年雪山荘」に到着

中央付近が登山口の5合目

最後の急勾配をラストスパート

富士山頂の浅間大社奥宮に到着

富士山最高峰の剣ヶ峰

空気が薄いため、息切れする最後の難所

登山終了

コメント
富士宮ルートは、富士山に4つある登山ルートの中で、最も標高が高い2400mからスタートし、最短距離で登頂できます。任意ですが入山料が必要になります。
吉田ルートに次いで人気が高く、山頂までの高低差は1370m、距離は4000m、所要時間の目安は4時間30分~6時間で、体力に自信ない方はさらに時間がかかります。
六合目から山頂まで、砂れきや岩場の急坂が続き、気が休まるポイントがほとんどなく、山小屋のスペースで休憩を取る姿が多く見られます。
九合目から山頂まで約1時間の区間は、平地に比べて空気が6~7割と薄く、足が前に進まなくなり、一歩一歩が非常に重く感じるようになります。
コース全体が木々などの遮るものがないため、開放感があり、富士山の南斜面を登るため、晴れていれば眼下に駿河湾や伊豆半島を眺めることができます。
また、八合目には医師が常駐する救護所が開設されるため、頭痛・めまいなど高山病の症状がある場合は診察が受けられます。