距離6500m、富士登山で一番利用されている山梨県側の登山コース
![山中湖から眺める富士山](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida01.webp)
![登山口となっている五合目から山頂を目指して登山開始](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida02.webp)
山頂を目指して登山開始
![スタートしてしばらくは散歩気分のゆるやかな上り坂](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida03.webp)
散歩気分で歩ける緩やかな上り坂
![眼下には雄大な景色が広がり朝霧に浮かび上がる山々が印象的](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida04.webp)
朝霧に浮かび上がる山々が印象的
![30分ほどで六合目に到着。ここから本格的な登山道のスタート](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida05.webp)
ここから本格的な登山道の始まり
![六合目から望む富士山頂。山小屋と急勾配に唖然とする光景](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida06.webp)
山小屋と急勾配に唖然とする光景
![まずは七合目を目指し、気合い入れて登山道を進む](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida07.webp)
登山道を進む
![標高が上がるに連れて景色も見え始め、中央に光るのは山中湖](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida08.webp)
中央に光るのは山中湖
![岩場の急坂が続くようになり、足元には注意が必要](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida09.webp)
足元には注意が必要
![断崖から迫り出すように建てられた山小屋には驚き](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida10.webp)
驚きの光景
![狭いスペースに山小屋が立つ七合目に到着](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida11.webp)
七合目に到着
![七合目を過ぎると岩場も増え、勾配のキツイ登山道が続く](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida13.webp)
急勾配の登山道
![急勾配の岩場は一歩が高く足への負担が大きく体力も必要](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida14.webp)
足の負担も大きい難所の一つ
![しばらく登り続けると八合目に到着。ここからは山小屋の連続](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida15.webp)
ここからは山小屋の連続
![山小屋の前で休憩している現れた高山野鳥のイワヒバリ](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida16.webp)
高山野鳥のイワヒバリ
![空気が薄くなり、体力的にもツラく、座り込む姿も見かける八合目](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida17.webp)
座り込む姿も見かける八合目
![日本第二位の高さを誇る標高3193mの北岳を超える地点を通過](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida18.webp)
北岳を超える地点を通過
![眼下を見ると、先ほどまでいた七合目は分厚い雲の中](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida19.webp)
先ほどまでいた七合目は分厚い雲の中
![たくさんの山小屋が立っていた八合目が終わり、次の九合目を目指す](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida20.webp)
次の九合目を目指す
![大昔の噴火跡が見られる茶色の火山灰が露出している光景](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida21.webp)
茶色の火山灰が露出している光景
![標高3600mに位置している九合目の鳥居を通過](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida22.webp)
九合目の鳥居を通過
![鳥居を過ぎると山頂は目の前。しかし、キツイキツイ急坂の連続](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida23.webp)
キツイ急坂の続く難所
![急坂を登り切り、富士山頂に到着。疲れも吹き飛ぶ感動の瞬間](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida24.webp)
疲れも吹き飛ぶ感動の瞬間
![荒れた大地に青空の広がる登頂した人しか眺められない景色](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida25.webp)
登頂した人だけが見られる景色
![次に向かう巨大な火口の先にある剣ヶ峰(写真中央が標高3776m)](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida26.webp)
標高3776mの剣ヶ峰
![火口の淵を歩いて剣ヶ峰を目指すが日本とは思えない光景の連続](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida27.webp)
日本とは思えない荒々しい光景
![やっと見えてきた剣ヶ峰。空気が薄いため、最後は地獄の上り坂](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida28.webp)
最後の難所とも言える息切れの急坂
![日本で一番高い場所となっている富士山の剣ヶ峰に登頂](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fuji-yoshida29.webp)
登山終了
![富士山の登山ガイドマップ](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/05/fujisan-a01.webp)
吉田ルート(吉田口登山道)は、4つある富士登山道の中でダントツに利用する人が多い定番コースです。任意ですが入山料が必要になります。
山頂までの高低差は1470m、距離は6500m、所要時間の目安は5時間~8時間かかり、体力に自信のない方はさらに時間がかかります。
一般的な富士登山のスケジュールは1泊2日が基本となり、参考までに一例をご紹介します。
1日目は昼頃に五合目に到着し、食事や神社参拝などして1時間ほど高所に体を慣らします。13時くらいから登山を開始し、17時頃に七~八合目の山小屋にチェックインして、夕食を済ませて早めに就寝します。
2日目は深夜2時頃に起床し、ご来光を目指して登山を開始して、日の出前に山頂に到着します。ご来光を拝んだ後は、すぐに下山したり、日本最高峰の剣ヶ峰へ登ったりして五合目へ戻ってきます。
なお、山頂から降りる時は下山道があるため、間違って登ってきた登山道を使わないように注意してください。
登山道は、五合目から六合目にかけては緩やかな上り坂が続き、初めて訪れた人は楽勝と思うかも知れませんが、富士登山は六合目からが本番です。
六合目から山頂までは、永遠と上り坂が続き、特に七合目を過ぎると岩場が増え、八合目からは急勾配となり、かなり厳しい登山になります。
九合目となる標高3600mからは、空気が平地の6~7割ほどしかないため、今までに経験したことのないような一歩一歩が重く、足が前に進まなくなります。
過酷な登山のため、山頂に着いた瞬間は大きな達成感があり、ご来光を拝んだり、景色を眺めていると日本一の場所に立っている実感も湧いてくると思います。
さらに、日本の最高地点となる標高3776mの剣ヶ峰の登頂にもチャレンジしてみて下さい。
富士山は気合いで登ることは難しく、想像以上に体力や体調管理も必要で、何より準備と天候が重要になりますので、無理をせず、挑戦してください。
あと、山小屋に設置してあるトイレは有料になりますので小銭を持参しましょう。