標高1574m、平らで広いスペースのある高千穂峰の山頂。
古事記に登場する、神が地上に降り立ったと言われる天孫降臨の山。頂上には迩迩芸命(ニニギノミコト)が突き立てたと伝わる天の逆鉾(あまのさかほこ)があります。
掲載した写真でも分かりますが、逆鉾には顔が彫られていて、気づいたときは衝撃的でした。
130年前には、坂本龍馬が妻・おりょうを連れて高千穂峰に登ったことがあり、その時、山頂の「天の逆鉾」を見て、「天狗の面に似ている」と言ったそうです。と言うことは、刻まれている顔は天狗なのかもしれません。
避難小屋にはトイレはありません。携帯用トレイを使用するための簡易小屋はあります。