1730年に松阪の商家に生まれた国学者の本居宣長が72歳で亡くなるまで住んでいた本居宣長旧宅(もとおりのりながきゅうたく)。入館は有料です。
本居宣長は、医師として働きながら、古事記・源氏物語・日本書紀などの歴史書を研究し、35年をかけて「古事記伝」執筆しました。
宣長が執筆していた鈴屋(書斎)が残っている本居宣長旧宅、宣長とゆかりのある品々1万点以上を収蔵する本居宣長記念館を見学することができます。
本居宣長旧宅は魚町と呼ばれる場所に立っていましたが明治時代になって現在の松阪城跡へ移築されました。旧宅のあった跡地は、旧長谷川邸の近くにあり、観光スポットになっています。
なお、本居宣長旧宅と旧宅跡地は国の特別史跡に指定されています。