戦艦として1902年に建造された国内に現存する唯一の戦艦
【360度パノラマビュー】

記念艦「三笠」

30センチ主砲

シンプルな構造をしている操舵室

東郷平八郎も使用した長官公室

装填を再現した15センチ副砲

8センチ補助砲

「みかさ」と書かれた艦尾の艦名板

ガイドツアーも開催

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記念艦「三笠」は、国内に唯一現存する戦艦として三笠公園で一般公開されています。見学は有料です。
三笠は全長122m、排水量15140トン、速力18ノットという優れた性能を持つ戦艦で、1902年に英国の造船所で建造されました。
30センチ砲×4門、15センチ砲×14門、魚雷管などの装備を備え、当時の最新鋭艦として高い評価を受けていました。
特に、東郷平八郎の指揮する日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃沈したことが知られています。
しかし、関東大震災で損傷し、港で水没してしまい廃艦となりました。
その後、太平洋戦争の空襲からは免れましたが、部材撤去などで荒れ果て、更に娯楽施設としても使用されました。
長い年月が経ち、保存運動により1961年に現在のような形で復元されました。
週末には所要時間60分のツアーガイドも開催され、艦内の解説だけでなく、当時の生活や興味深いエピソードについても聞くことができます。
ツアーガイドはぜひ参加してみて下さい。