外国人居留地として発展した街「横浜山手町」
横浜山手町は、外国人居留地として栄えた歴史があり、明治時代から大正時代にかけて建てられた洋風建築の建物が数多く残っています。
一般公開している洋館は、ほとんどが入館無料で入れるため、気軽に異国情緒ある雰囲気を楽しみながら見学ができます。
港の見える丘公園
ローズガーデンが併設され、横浜港やベイブリッジが眺められる人気の展望公園。
外交官の家
1910年に建てられ、国の重要文化財に指定される明治政府の外交官だった内田氏の邸宅。
山手111番館
1926年に建設されたスパニッシュスタイルが特徴のアメリカ人両替商ラフィン氏の邸宅。
横浜市イギリス館
1937年築、家具などで当時の様子を再現した英国総領事公邸として建設された建物。
山手234番館
1927年築、玄関に4つのドアがある外国人向けに建てられた貴重なアパート。
エリスマン邸
建築家レーモンド氏が設計し、1926年に建てられたスイス人貿易商エリスマン氏の邸宅。
ベーリックホール
1930年築、外国人住宅として最大規模を誇るイギリス人貿易商ベリック氏の邸宅。
ブラフ18番館
ミントグリーン色の窓が特徴的な大正時代の後期に建てられた木造2階建の外国人住宅。
フランス山
フランス領事館や軍施設があったことから名付けられた木々に覆われている小さな山。
石川町駅
横浜山手町や横浜中華街の最寄りとして利用されているJR根岸線の駅。
山手資料館
山手資料館は、1909年(明治42年)に建てられた非常に貴重な西洋館で、明治時代の木造洋館としては横浜市内に唯一、残る歴史的建造物となっています。
館内では、横浜開港の歴史から当時の生活まで山手町について紹介しています。
神奈川近代文学館
神奈川近代文学館は、港の見える丘公園の中にあり、神奈川ゆかりの作家を中心に書籍・雑誌など130万点の資料を所蔵する資料館です。
名称 | 神奈川近代文学館 |
住所 | 神奈川県横浜市中区山手町110 |
電話 | 045-622-6666 |
時間 | 9:30~17:00 ※ |
休館日 | 月曜日、年末年始 |
入館料 | 一般260円、大学生160円、シニア110円、高校生100円 |
リンク |
大佛次郎記念館
大佛次郎記念館は、横浜生まれの作家「大佛次郎」について展示を行う資料館です。
1897年に生まれた大佛次郎は小説「鞍馬天狗」「帰郷」「パリ燃ゆ」などで有名になっている作家で、自筆原稿や遺品が展示され、書斎が再現されています。
名称 | 大佛次郎記念館(おさらぎじろうきねんかん) |
住所 | 神奈川県横浜市中区山手町113 |
電話 | 045-622-5002 |
時間 | 10:00~17:30(4~9月) 10:00~17:00(10~3月)※ |
休館日 | 月曜日、年末年始 |
入館料 | 一般200円、中学生以下無料 |
リンク |
横浜ブリキのおもちゃ博物館
横浜ブリキのおもちゃ博物館は、コレクター・北原照久氏が収集したレトロな玩具など3000点を展示しています。
名称 | 横浜ブリキのおもちゃ博物館 |
住所 | 神奈川県横浜市中区山手町239 |
電話 | 045-621-8710 |
時間 | 10:00~17:00 ※ |
休館日 | なし |
入館料 | 大人200円、小中学生100円 |
リンク |
横浜外国人墓地
横浜外国人墓地は、ペリーが来航し、横浜開港に伴い、外国人専用の墓地として造られました。
山手資料館の近くに正門と資料館があり、ここから墓地の一部を見ることができますが基本的に墓地の中は立入禁止となっています。
近年は維持管理のため、募金による一般公開も行っていますので、歩きながら墓地内を見学することができます。詳しくは公式サイトに掲載している「OPEN HOUSE」をご覧ください。
元町中華街駅
元町中華街駅は、山手町や横浜中華街の最寄りとして利用される横浜高速鉄道みなとみらい線の駅です。