登山道

室堂平からスタートし、岩場の難所が連続する剱岳の登山ルート

剱沢キャンプ場から眺める剱岳
剱沢キャンプ場から眺める剱岳
室堂平の雷鳥平キャンプ場から剱岳山頂を目指して登山開始
室堂の雷鳥平キャンプ場から
剱岳山頂を目指して登山開始
スタートしてすぐに急坂へ突入し、気の抜けない登山道
スタートしてすぐに急坂へ突入し
気の抜けない登山道
分かりやすいように遠くから見たところ。矢印の別山乗越まで高低差470m
分かりやすいように遠くから見たところ
矢印の別山乗越まで高低差470m
かなり登った所で後ろを振り返ると室堂平の全体が見える光景
かなり登った所で後ろを振り返ると
室堂平の全体が見える光景
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急坂を登り切り、別山乗越に到着。一つの山を登頂したくらいの達成感
急坂を登り切り、別山乗越に到着
一つの山を登頂したくらいの達成感
ここからは剱沢カールの中を進み、目の前に見え始める剱岳(左端)
ここからは剱沢カールの中を進み
目の前に見える剱岳(左端)
登山道の脇で黄色の花を咲かせていたミヤマアキノキリンソウ
登山道の脇で黄色の花を咲かせていた
ミヤマアキノキリンソウ
しばらく歩くと剱沢キャンプ場に到着。荒々しい剱岳が印象的
しばらく歩くと剱沢キャンプ場に到着
荒々しい剱岳が印象的
岩が乱雑に積み重なる場所を通過すると見えてくる前剱
岩が乱雑に積み重なる場所を
通過すると見えてくる前剱
そして、上の方に建物が現れる山小屋「剣山荘」
そして、上の方に建物が見えてくる
山小屋「剣山荘」
剣山荘を過ぎると本格的な登山道に突入
剣山荘を過ぎると
本格的な登山道に突入
しばらく登った所で眺めるる富山市内と富山湾の景色
しばらく登った所で眺める
富山市内と富山湾の景色
急坂に加え、断崖の鎖場も出現。この先は鎖場が多数続く難所
急坂に加え、断崖の鎖場も出現
この先は鎖場が多数続く難所
最初の展望ポイントとなる標高2618mの一服剣
最初の展望ポイントとなる
標高2618mの一服剣
一服剱から眺める前剱。その後ろに山頂が少し見える剱岳
一服剱から眺める前剱
その後ろに山頂が少し見える剱岳
いったん、下ってからの上り坂。登山道脇で花を咲かせるトリカブト
いったん、下ってからの上り坂
登山道脇で花を咲かせるトリカブト
かなり進んだ所で後ろを振り返るとダイナミックな景色の続く光景
かなり進んだ所で後ろを振り返ると
ダイナミックな景色の続く光景
岩場と急坂の連続となり、目の前に見えてきた前剱の山頂
岩場と急坂の連続となり
目の前に見えてきた前剱の山頂
前剱の山頂に登頂し、そこから見える雄大な剱岳の景色
前剱の山頂に登頂し
そこから見える雄大な剱岳の景色
前剱をあとにするとスゴイ鎖場が出現。注意しながら慎重に進む必要あり
前剱をあとにするとスゴイ鎖場が出現
注意しながら慎重に進む必要あり
さらに進み岩場が見えてくると、このコース最大の難関へ突入
さらに進み岩場が見えてくると
このコース最大の難関へ突入
垂直に切り立った岩壁を鎖を持って登る、平蔵の頭
垂直に切り立った岩壁を鎖を持って登る
平蔵の頭
「平蔵の頭」を上まで登ったら、今度は20mほど垂直に降りていく難所
「平蔵の頭」を上まで登ったら
今度は20mほど垂直に降りていく光景
下まで降りて「平蔵の頭」を見上げたところ(矢印のところに登山者)
下まで降りて「平蔵の頭」を見上げる
(矢印のところに登山者)
次は有名な「カニのタテバイ」(分かりやすいように点線を明記)
次は有名な「カニのタテバイ」
(登山道を点線で明記しました)
「カニのタテバイ」を下から見上げた光景。うわさ通り垂直の岩場
「カニのタテバイ」を下から見た光景
うわさ通り垂直の岩壁
百名山でもなかなか出会わないほどの鎖を持った腕の力だけで登る場所
百名山でもなかなか出会わないほどの
鎖を持った腕の力で登る場所
なんとか鎖場を登りきり、下を見ると小さく見える登山者の姿
なんとか鎖場を登りきり
下の方に小さく見える登山者の姿
下山方向を示す「カニのヨコバイ」プレート。この辺りは登山と下山は別ルート
下山方向を示す「カニのヨコバイ」プレート
この辺りは登山と下山は別ルート
難所の続く中、展望は良く、稜線の先に広がる剱沢カール
難所の続く中、展望は良く
稜線の先に広がる剱沢カール
最後に出てくる山頂直下のガレ場。この20分間もキツイ急坂
最後に出てくる山頂直下のガレ場
この20分間もキツイ急坂
標高2999mの剱岳山頂に登頂し、登山終了
標高2999mの剱岳山頂に登頂し
登山終了
剱岳の登山ガイドマップ
剱岳の登山ガイドマップ
コメント

雷鳥平キャンプ場から登り始め、剱沢キャンプ場を経由する剱岳の登山ルート。
山頂までは、高低差712m、距離6000m、時間にして5~6時間くらいの登山コースとなっています。
今回、宿泊に剱沢キャンプ場を利用したため、別山乗越→剣山荘まで標高を大きく下ることとなり、更に280mほどプラスし、実質的な高低差は1000mになりました。通常は標高を下げることなく進める西側のルートを利用してください。
剣山荘をスタートすると20分ほどで、最初のピークとなる一服剱を通過し、この辺りから、景色が良く見えるようになります。目の前には、剱岳山頂と間違えそうなくらい立派な前剱がそびえ立ち、その前剱へ続く登山道は急坂の連続で、結構、キツイです。
そして、前剱に登頂し、目の前にドンとそびえ立つ剱岳を見た時は、やはり感動的でした。と同時に山頂直下の断崖絶壁を見て、本当にあんなところを登れるのか、少し不安にもなりました。
このコースの醍醐味は、前剱から山頂まで続く岩場で、難易度が高く、気の抜けない登山道となっています。
有名な岩場には「カニのタテバイ」や「平蔵の頭」など名前の書かれたプレートが取り付けられていて、さらに「上り」「下り」と方向も明記されています。登山時と下山時でルートが異なりますのでプレートを確認しながら進むように下さい。
腕の力だけで登らないといけない場所もありましたが、クサリをしっかり持って三点確保すれば乗り越えられる岩場でした。狭い場所を一人一人が時間をかけて登るため、シーズン中は大渋滞が発生しそうでした。
映画「劒岳 点の記」を見たあとの登山だったため、別の意味、感動が大きかったです。この日は、8月末のシーズン過ぎた平日だったので渋滞もなく、天気にも恵まれ、楽しい登山となりました。