投入堂

断崖絶壁に建てられ、国宝に指定される三佛寺の奥院

【360度パノラマビュー】

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標高470mの山の中に建てられている三佛寺の投入堂(なげいれどう)。
その昔、岩窟の中に法力で建物を投げ入れたと伝わることから投入堂と呼ばれていて、金剛蔵王権現が祀られています。
日本建築で他に類を見ない建造物と呼ばれ、さらに日本で一番危険な国宝とも言われています。
容易に、この山奥まで行くことはできませんが、なぜこの崖に建てたのか、どのように建設したのか、色々と考えさせられる光景でした。実際に投入堂を前にすると、「ただ立ちつくして眺めるしかない」、そのような不思議な場所でした。
なお、投入堂の周辺は人が近づけないように柵が立てられ、立入禁止となっています。
そして、開山1300年大修復を終え、その法要に合わせるように、投入堂への一般参拝が行われました。一般人が入るのは60年ぶりとなり、2007年11月14日、全国の応募から選ばれた3名が、命綱を付け、ロッククライミングのように岩場を登り、投入堂の下を通り、裏の方から入っていく光景がニュースで流れました。

この記事を書いた人
たびる

旅好き|サイト19年目|会社員|大阪在住
仕事が休みの時にカメラを持って全国の観光スポットを巡っています。
撮影した写真がたくさんあるので観光案内や登山ガイドを掲載しています。

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