パビリオン予約

大阪・関西万博は、公式サイトと専用アプリを活用し、少しのノウハウを知っているだけで、よりスムーズに楽しめます。

これからチケットの購入やパビリオンの予約をされる方は、まず公式サイトのトップページにある「今週の万博」をチェックしてください。パビリオンやバスの予約状況、イベント情報、地図、ライブカメラ、当日の混雑状況などがまとめられています。

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万博での主な予約方法は5つ(①~⑤)

①万博の来場日時予約

まず、最初にやることは、万博の公式アプリをスマホにダウンロードするか、パソコンであれば公式サイトにアクセスします。氏名やパスワードなどを登録してログインができるようになったら、入場に必要なチケットを購入します。そのあと、東ゲートと西ゲートのどちらを利用するか決めて、行く日の空いている時間帯を予約します。

時間帯は、9:00~/10:00~/11:00~/12:00~/17:00~の5つがあり、最も早い「9時枠」は人気が高くすぐ満員になります。17:00は現在キャンペーン中のため、16:00から入場できます。

9時枠で早く入場できれば、当日予約も人気パビリオンが確保でき、待ち時間ゼロのパビリオンがたくさんあります。開幕してしばらくは1~2週間先でも9時枠の空いている日がありましたが、最近は1ヶ月先でも満員が目立つようになっています。予約後に都合が悪くなっても日にちの変更は3回までできるため、とにかく早めに予約を入れましょう。

公式サイトのトップページにある「今週の万博」に空き状況が掲載されています。

サンプルとして6月15日からを掲載しましたが早い時間帯は”-”となっているので空きがありません。こうなると、空きのある10時枠、11時枠、12時枠の中から予約することになります。

11時枠や12時枠では遅すぎてもっと早い時間帯を取りたい方はキャンセルを狙う方法があります。万博は来場者も多ければ、キャンセルする人も多いのでタイミングが良ければ、そのキャンセルされた空きを取ることができます。

実際の画面で解説します。

例として、7月5日の予約状況を見ると東ゲート・西ゲート共に朝から”-”なので空きがありません。これだと、東ゲート・西ゲート共に11時枠を選ぶしかありません。

次に公式アプリで7月5日の来場予約ページを開いてみます。

画像の左側を見ると先ほどと同じ、朝早い時間帯は赤色の「満員」ばかりなので予約することはできません。そこで、画面更新(リロード)を何度も何度も繰り返していると、画像の右側のように東ゲートの9時枠が黄色の「空き」に変わりました。

何人分のキャンセルが出たのかは分かりませんが、このように9時枠や10時枠を取れるチャンスがあります。しかし、同様の予約をたくさんの人が行っているので空きが出た瞬間は素早く申し込みを行わないと先を越されます。

今回は1人分の予約を行ってみましたが、最近の9時枠の競争は凄まじく、全く取れません。10時枠の方はがんばれば予約できると思いますが、グループや家族連れで人数が多くなると難しいです。

話は変わり、実際のゲート前は、9時予約の列、10時予約の列、11時・・・と分かれており、早く到着した人は時間がくるまでゲートの手前で待機します。そして、待機が解除されるとゲートの行列に並び、手荷物検査を受け、入場するまでは20~30分かかります。しかし、東ゲートのライブカメラを見ているとあることに気が付きました。

10時予約は9:35頃、11時予約は10:40頃、12時予約は11:50頃に待機が解除され、ゲートへ進めるようになっています。これだと、10時予約でも早く行って先頭で待機していると10時ピッタリに入場できそうです。

西ゲートはライブカメラで確認できないため、分かりません。気になる人はYouTubeの万博ライブカメラを巻き戻しで確認してみてください。

なお、予約時間を大幅に過ぎて到着しても入場は可能で、午後や夕方になっても問題ありません。

②パビリオン2か月前抽選、③7日前抽選

どちらも、来場前の段階で行われる予約方法で、行きたいパビリオンを5つ選んで申し込み、抽選により運が良ければその内の1つが当選します。

何も考えず、人気パビリオンばかり5つ選んで申し込みましたがすべて外れてしまいました。住友館、モンスターハンター、null²のような人気パビリオンは競争率が高いです。

全滅だけは避けるために、1~4番目を人気パビリオン、5番目に比較的当たりそうなパビリオンを入れる、保険をかける申し込み方法をおすすめします。

また、時間帯も重要で、お昼前後の日中は申し込みが多く、夕方や夜間の方が当選確率は高いです。

当選がどのように結果通知されるのか実際の7日前抽選で解説します。

7日前抽選は、一週間前が申込期限となっており、その締切の翌日に結果が判明し、当選・落選ともに公式アプリのメッセージに表示され、メールは当選のみ届いています。

この時の7日前抽選は、申込期限(6/2 23:59)、当選通知(6/3 21:51)に届きました。別の日では22:50に通知が届いたこともありました。

なお、2か月抽選の方は申し込んだことがないため、分かりません。

④パビリオン空き枠先着

来場の3日前から行われる予約方法で、抽選ではなく、空いているパビリオンを早い者勝ちで1つ確保できます。

たとえば20日に行く場合、17日の0時ちょうどから申込ができるようになります。

4月は余裕を持って検索でき、実際に日本館やパナソニックパビリオンを簡単予約できましたが、今は来場者が増え、かなりの争奪戦になっています。

特に重要なことは、0時に向けてアクセスが集中し、ログイン待ちが発生するため、当日は1時間以上前からログインしてスタンバイしておきましょう。

ちなみに、22時56分にログインしようとしたら、51391人待ちで1時間以上かかり、実際にログインできたのは0時20分でした。できれば数日前からログインにどのくらい時間がかかるか見極めておくと安心です。

そして、0時になった瞬間は同時アクセスで処理ができなくなり、エラーや順番待ちが表示されることも多く、気が抜けない瞬間となります。

日々、争奪戦は激しくなっており、最近はお目当てのパビリオンを予約することが難しくなっています。0時から5分もすると日本の人気パビリオンは空きがなくなり、10分ほどで海外パビリオンの一部が残っているような状況です。

予約できなかった場合でも、「パビリオン空き枠先着申込」は、まだ2日ほど続きますので、その間に出てくるキャンセルを狙って暇なときに検索を繰り返し、何とか確保しましょう。

⑤パビリオン当日登録

万博会場に入場してから利用できる予約方法で、空きパビリオンを検索して早い者勝ちで1つ確保できます。

ゲートでQRコードをかざして入場すると、10分ほどで空きパビリオンが検索できるようになります。高まる万博気分を少し抑えて、まずは公式アプリで空きを探して当日予約しましょう。

しかし、各パビリオンはその日に用意できる予約枠を朝一番に出すため、9時から入場した人が次々と予約し、遅く入場した人は残っていないのが現状です。

実際には、平日10時5分に入場した時は、すでに人気パビリオンは埋まっており、夕方や夜間の一部に空きがある程度でした。別の日では平日9時55分に入場すると人気パビリオンは少し空きがあり、この日は13時30分のガスパビリオンがとれました。その日によって朝の空き状況が異なるので、できる限り10時前に入場する方が良いです。

パビリオンはキャンセルによる空きがでるので、行列に並んでいる時や休憩を利用して検索をすることになります。しかし、来場者の多くも探しているため、空きが表示されてすぐに申し込んでもほぼ予約はできません。特にグループや家族連れなど人数が多くなると絶望的です。

当日予約ができないことが問題となっており、そこでパビリオンによっては対策として、朝一番に全部の予約枠を出すのではなく、2~4回に分ける方式を取り入れるところもあります。これだと、12時や17時などに出てくるので遅く入場した人も予約のチャンスが巡ってきます。

パビリオン予約枠の開放時間
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION12:00、15:00、17:00、19:00
null²パビリオン12:00、14:00、17:00
日本館11:30、13:30
大阪ヘルスケアパビリオン12:30、16:30
モンスターハンター・ブリッジ12:30、16:30
電力館12:00、15:00、17:00
EARTH MART パビリオン13:00
いのちの未来パビリオン13:00、17:00
関西パビリオン11:30、13:30、15:30、17:30
※開放時間は前後したり、開放されないこともあります

当初はガンダム館だけが行っていた時間開放でしたが、少しづつ切り替えるパビリオンも増えてきていますので、該当の時間帯は是非検索してみてください。

なお、当日に予約できるのは1館だけで、そのパビリオンに入館しない限り、次の空き検索はできません。朝に入場して夜の枠を予約してしまうと、その時間まで空きパビリオンの検索はできなくなります。

当日登録センター

入場してから行うパビリオンの当日予約の裏技を紹介します。(最近はシステム改修したのか状況が変わりつつあるので最後まで読んでください)

会場内に「当日登録センター」という建物があり、ここには予約の専用端末が16台置かれており、スマホで検索するよりも使いやすく、早く空きパビリオンを見つけられ、予約ができると話題になっています。

当日登録センターの場所は、国際赤十字赤新月運動館の隣(クウェートパビリオンの向かい)にあります。

開幕直後に行ったときはあまり知られてなかったのでガラガラでしたが、今は長い行列ができるほどの人気スポットになっています。平日9:40到着で行列70人、待ち時間10分、平日10:20到着で行列160人、待ち時間50分でした。

なお、この予約端末が置かれている場所は他にも5カ所ありますが1台や3台と台数は少ないです。

4月~5月にかけて便利な予約端末でしたが、現在はスマホ検索とあまり変わりがなく、2個予約もできなくなり、メリットがなくなっています。上記の「予約枠の開放時間」に端末が使えると予約が取りやすくなることもありますが、特に午後の時間帯は30分~1時間並び、端末で検索しても空きパビリオンゼロをよく見かけます。この端末を利用するために長い行列に並ぶのであればパビリオンに並ぶ方が良いと思います。

パビリオンの予約はとても重要なので随時更新していきます。

4月の開幕から何度か万博を訪れ、朝はパビリオンに並び、混雑する昼間は大屋根リングの上を歩いたり、ユニークなパビリオンを眺めながらブラブラし、コンビニやお土産ショップに入り、休憩しながら帰宅する人が多くなる夕方を待って再度パビリオンに並ぶようにしています。

大屋根リング、水上ショー、ドローンショー、プロジェクションマッピング、パビリオン前のステージで行われる伝統的な踊りなど見どころがたくさんありますので、パビリオンの事前予約が全滅しても一日たっぷりと楽しめます。

そして、一番重要なことは日程を早く決めて来場日の9時枠を予約することです。

万博の詳細情報

名称2025年大阪・関西万博
住所大阪府大阪市此花区夢洲
電話0570-200-066
期間2025.4.13~2025.10.13
時間9:00~22:00 ※
チケット
※※
大人6000円、中人3500円、小人1500円(平日)
大人7500円、中人4200円、小人1800円(土日祝)
リンク公式サイト X Instagram
※パビリオンの開館は9:00~21:00又は9:30~21:00
※※17時以降に入場できる夜間券も発売中

万博の地図

万博の見どころガイド

万博のガイドマップ