1200年前に創建、古くから女性の参拝が許されていた寺院
【360度パノラマビュー】
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女人禁制の高野山に対して女性にも開かれていたことから、「女人高野」とも呼ばれていた室生寺(むろうじ)。参拝には拝観料が必要になります。
境内には、国宝や重要文化財に指定される歴史的建造物が数多くあります。特に、金堂では、十一面観音立像(国宝)、薬師如来立像(重文)など五体の仏像が一列に並び、その前に十二神将立像(重文)が立っている姿は圧倒の光景です。
1998年9月22日、台風7号によって倒された杉の木が国宝の五重塔を直撃し、五重の屋根が上から下まで破損する大きな被害が出ました。
当時の姿を写真で見ましたが、本当に無惨な状態でした。それから、2年の修復工事を経て、掲載した写真のような美しい姿で復元されました。
あと、奥の院へは五重塔のところから登ることができ、石段の数は400段ほどあり、楽ではありませんでした。