上高地から梓川を歩き、横尾・涸沢を経由する奥穂高岳の登山ルート


奥穂高岳山頂を目指して登山開始

林道を進む

明神館に到着

開放感のある眺めの良い景色

キャンプ場のある徳沢に到着

荒々しい山頂の前穂高岳

一部、梓川の中を進む

やっと到着した横尾

次に目指すは涸沢

比較的、歩きやすい登山道

断崖絶壁の屏風岩

目の前に見える北穂高岳

本谷橋を通過

登山道は一気にキツイ急坂へ変貌

目の前に見えてくる前穂高岳

美しい紅葉が山全体に広がる光景

登頂を目指す奥穂高岳

涸沢に到着

奥穂高岳山頂へ向けて登山開始

穂高岳山荘まで急坂の連続

(登山道を点線で明記)

急勾配の岩場

穂高岳山荘に到着

(写真の中央上に登山者の姿あり)

足場を確認して三点確保が必要

尖った顔をのぞかせる槍ヶ岳

気の抜けない登山道

登山終了

コメント
上高地からスタートして、横尾・涸沢を経由し、奥穂高岳を目指す登山ルート。
河童橋から奥穂高岳山頂まで、高低差1685m、距離18km、時間にして7~9時間くらいかかります。
上高地から横尾の間は、距離が10kmもあるのに、高低差は110mしかなく、ハイキング気分で歩きましたが、2時間30分もかかり、横尾へ到着した時には、「やっと着いた」と声が出るくらいでした。そのようなことで登山の本番は横尾からです。
このコースの中盤とな横尾→涸沢は、高低差700m、距離5kmもあるので一つの山を普通に登山するくらいの内容です。
横尾の吊り橋を渡ると、本格的な登山道となり、さらに本谷橋からは急坂の連続となり、ドンドンと標高を上げます。途中、屏風岩や横尾本谷、北穂高岳、前穂高岳と順番に見ることができ、最後は奥穂高岳を眺めながら涸沢へ到着となり、まさに周りの景色が目まぐるしく変化するコースでした。
そして、このコースで一番大変な涸沢→奥穂高岳の山頂までの区間は、ここだけで高低差900m、距離は2500m、かなりの急勾配です。
涸沢カールの雄大さを眺めながら、必至に登りましたが、結局、涸沢→穂高岳山荘まで2時間もかかりました。「魔の60分」と言いたくなるほどの超急坂の連続で、何とか登り切り穂高岳山荘に着いた時は天国のように思えました。
高低差が大きく、距離も長いため、大変でしたが、天気にも恵まれ、楽しい登山となりました。