小説家・太宰治が宿泊した「旧奥谷旅館」を改装した観光案内所。
この旅館は1902年から、北の果ての宿として親しまれてきましたが、1999年に閉館し、その後観光案内所として生まれ変わりました。
「走れメロス」「お伽草紙」「人間失格」などの名作を残した太宰治は、1944年に小説「津軽」の取材でこの地を訪れ、ここに泊まりました。
その時の部屋が復元されており、太宰治の足跡をたどることができます。
館内には、太宰治だけでなく、津軽に関係する作家や芸術家の作品や写真などが展示されています。
また、海岸沿いには太宰治の記念碑があり、小説「津軽」が刻まれています。