御師住宅(おしじゅうたく)は、小佐野家住宅の古図をもとに1983年に復原されました。
当時の住人は、富士山へ登る参拝者が登頂することで、自分自身にも御利益があると信じ、自宅を宿坊として提供していました。
このような御師住宅が江戸時代には100軒ほどあったと言われています。
特徴的な連なる大広間は多くの参拝者を宿泊させることができ、また、玄関から神殿まで距離があるのは、富士山頂まで遠く長いことに由来しているそうです。
なお、2023年4月2日に建物がリノベーションされ、古民家カフェ「KONOHANA」としてオープンしました。そのため、一般見学はなくなりました。