【360度パノラマビュー】
首里城は、2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。見学は有料です。
城内で一番重要な建物だった木造三階建の正殿は、1400年頃に創建されたとみられ、いままで4度の焼失と再建を繰り返し、現在立っている建物は1992年に復元したものとなります。
そのため、世界遺産に登録されているのは首里城跡であって、復元した正殿は含まれません。
ご存じの通り、2019年10月31日に火災が発生し、建物の大部分が焼失してしまいました。復元に向けて再建中で2026年の完成予定になっています。
正殿は、外観も内部も色鮮やかな装飾が施されており、琉球独特の雰囲気も漂い、圧倒されるような建物です。
特に気になったのは正殿前の広場にある赤い模様で、よく見るとなぜか曲がっています。現地で聞いてみましたが、理由は良く分からないそうです。
国王が日常の政務を行っていた書院、王子などの控え室だった鎖之間も復元され、さらに古い写真や資料を元に、庭園の琉球石灰岩や植物に至るまで忠実に再現し、「書院・鎖之間庭園」は国の名勝に指定されています。
残念ながら、鎮火まで11時間もかかった火災により、正殿・南殿・番所・書院・鎖之間を含む9棟が全焼、奉神門が半焼しました。掲載写真は火災前のものになります。
首里城の詳細情報
名称 | 首里城 |
住所 | 沖縄県那覇市首里金城町1-2 |
電話 | 098-886-2020 |
時間 | 8:30~19:00(4~6月、10~11月) 8:30~20:00(7~9月) 8:30~18:00(12~3月)※ |
休館日 | なし |
入場料 | 大人400円、高校生300円、小中学生160円 |
リンク |