登山口の畳平からスタートし、乗鞍岳の北斜面を登る登山コース。
山頂まで、高低差320m、距離2500m、時間にして1時間30分~2時間ほどの登山コースとなっています。
畳平から中間地点の「肩の小屋」までは、平坦な道路を歩くので、とても楽です。大自然の景色を眺めながら進み、後ろのグループからは「乗鞍、楽やなぁ!」と言う声も聞こえるほどのんびりとしていました。なお、乗鞍登山は前半は天国、後半が地獄のような分かりやすいコースとなっています。
8月お盆と言うこともあり、親子連れも多く、お子さんは元気よく急坂を登って行き、お父さんとお母さんは、既にバテているような光景も見られ、多くの人が楽しんでいる、ほのぼのとした光景が印象的でした。途中には、美しい不消ヶ池・火口湖・白いドームの観測所・大雪渓・荒々しい山頂・眼下の景色・高山植物など見どころが多くあります。
標高3000mオーバーの山の中で、乗鞍岳は一番、登りやすい山として有名になっています。軽装備で登る姿も見られましたが、山頂の気温や気象条件は他の3000m峰と同様なので、登山靴・防寒・雨対策はしっかりとして出かけましょう。