江戸時代から金40トン・銀400トンを採掘し、1965年に閉山した土肥金山。入館は有料です。
総延長100km、地下180mまで採掘された坑道の中で地上にある350mほどを整備して一般公開しています。
今は電気があるので明るいですが、昔は油に火を付けた酌(しゃく)を持って移動し、しかも、換気が悪く、酸欠で倒れる人もいたようで、随所に送風機が設置してあったようです。
土肥金山と言えば、ギネスブックにも登録されている世界一の大金塊が有名で、実際、触ることができます。250kgあるため、2022年6月の金価格で21億円となり、一生のうちで触れる物の中で一番の高額になると思います。
ちなみに、造られた2005年当時の金価格に直すと4億円なので、観光に利用しながら最高の投資になったと言えます。
金は身近な金属ですが接する機会は少なく、土肥金山では様々な施設で金をテーマに楽しめるため、面白く、オススメの観光スポットです。