標高560m、雲仙岳の中腹に造られている平成新山ネイチャーセンター。入館は無料です。
遊歩道や展望台が整備されていて、誕生してまだ新しい平成新山を近くで眺められます。
1990年の噴火した時は、目の前に広がる垂木台地は焼け野原になり、現在は緑豊かな大地が広がっています。このように自然の修復がこの先もどのように行われていくのか、この施設のテーマにもなっています。
平成新山は、粘り気が強い溶岩が盛り上がって形成された溶岩ドームで、1996年に平成新山と命名されました。
さらに、噴火前、この場所から見えていた普賢岳(標高1359m)は、平成新山が徐々に盛り上がったため、隠れて見えなくなってしまいました。結局、平成新山は標高1483mまで成長し、雲仙岳の最高峰となりました。
とにかく、ネイチャーセンター周辺からここに至る道路の島原まゆやまロードを含めて、圧倒されるような雄大な景色が広がっていて、おすすめの観光スポットとなっています。