高地からスタートして焼岳小屋経由で登る焼岳の登山コース。
山頂まで、高低差900m、距離4000m、3時間~4時間の登山コースとなっています。
登山口からスタートすると30分ほど山の中を歩き、1900mくらいから大正池や焼岳山頂など見えてきます。途中に7ヵ所くらいハシゴを渡ったり、登ったりするところもありましたが、足場はしっかりとしていました。
このコースは後半に急坂が連続するため、大変ですが、同時に名峰が連なる景色も見られるようになります。最初に笠ヶ岳が見え始め、その後、槍ヶ岳、穂高、上高地と、次々に姿を見せ、立ち止まっては景色を眺める繰り返しでした。本当に、この登山ルートの後半は展望が良いです。
最後に出てくる噴煙を上げる場所は大迫力で活火山を実感しましたが、何より、その横を登山道が通っていることにも驚きでした。
シャトルバスを利用して上高地へ入る必要がありますが、変化に富んだコースだったので楽しく登山ができました。
登山口から山頂までトイレのある場所は焼岳小屋だけでした。