国の天然記念物に指定されている日本在来の御崎馬(みさきうま)
300年前の江戸時代、農耕馬・軍馬としてこの岬に持ち込まれ、それ以来、人手を加えない野生で繁殖を繰り返し、現在に至っています。戦時中は頭数が減ったようですが、今は100頭ほどが生息しています。
他品種と掛け合わせ改良して大きくなった現在の馬と比較して、御崎馬は他の血統が入っていないため、一般的な馬より、一回り小さい特徴があります。
車に乗っていると何頭も近づいてきて、ガラス越しに車内を見たり、色々な動きを観察していると面白いです。
とても静かでおとなしく、写真も撮れますが、後ろから近づいたり、触ったり、驚かせたりしないように注意しましょう。
あと、一日中、草を食べまくっています。深夜でも。草は栄養価が低いので、1日18時間も食べる必要があるそうです。