敵が攻めて来ることを想定して造られた金沢城の菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓。入館は有料です。
2001年に巨額な費用をかけて復元された建物で、当時の技術を使って復元されているため、室内に入ると築城当時の雰囲気を感じることができます。太い柱に、複雑な梁、丈夫な壁に、敵を倒す仕掛けなど、数え切れないほどの工夫が取り込まれていて必見です。
遠くから見ると屋根が真っ白なことに驚き、これは、瓦の強度を上げるために鉛を貼っていて、その表面が酸化して白く見えているようです。
写真は掲載していませんが、2009年に河北門、2020年に鼠多門が復元されました。