登山口の望岳台からスタートする十勝岳登山でよく利用される登山道「望岳台コース」
山頂まで、高低差1147m、距離5000m、時間にして2時間30分~3時間30分くらいの登山コースとなっています。
登山口から木々など遮るものが何もない北斜面を登ることになり、前半は火山灰や火山礫に覆われる単調な登山道が続きますが、眼下に広がる景色を眺められ、遠くには美瑛の街並みも望めます。
昭和噴火口からの後半は、かつての火山活動が造り出した殺風景な景色が広がっていて、特に山頂直下の荒々しい姿は十勝岳を象徴する光景とも言えます。
実際に登ってみて、高低差は大きく、ガレ場・ザレ場も多く、少々大変でしたが、緑のない大地が360度に渡って広がっています。
普段、見ることのないような景色を眺めながら、終始、楽しく登山ができました。