AI奮闘記 No.4|リベンジ ― 今度はAIを2人にしてみた

AI奮闘記 No.3「初めての敗北」からの続きになります。

前回、何日もかけて作ったプログラムは結局失敗しました。

そこからAIにAIの仕組みをいろいろと聞きました。

2026年7月 もう一度やってみる

今回の受注業務の自動化は担当者も期待しているのでなんとしても完成させたい。

少し時間をおいて、2回目のチャレンジをすることにした。

まず気になったのは前回途中まで作ったプログラム。

半分くらいまでできていた。

これ、使えないのかな?

AIに聞いてみた。

管理人
管理人

前回、半分ほど作ったプログラムは再利用できないの?

AI
AI

再利用することはできます。ただ、何度も修正を重ねているので、どこまで正常に動作するのか確認が必要です。

管理人
管理人

確認は簡単? 最初から作り直した方がいいの?

AI
AI

確認しながら直すこともできますが、想定以上にコードが大きくなり、不具合も混ざっているなら、新しく作り直した方が安全です。

AI
AI

前回の処理や考え方を参考にしながら、コード自体は新しく組み直す方法がいいと思います。

確かに。

経験のない自分がAIと100回近く話しながら、修正を繰り返して作ったプログラム。

問題もいろいろ残っていそう。

もったいないけど、今回は最初から作り直すことにしました。

今度はAIを2人にしてみた

ここから、どのように進めるか自分でもかなり考えました。

まず、上位プランの方が良いのかなと考え、思い切ってChatGPTをGoからPlusへ切り替えました。

そして、前回の失敗では一つのチャットで何でもやってしまったので、今回は自分なりに考えて、2AI体制で行くことにした。

ChatGPTがプログラム生成。
Geminiがその他を担当。

ChatGPTにはプログラム出力に専念してもらうため、質問しない、相談しない、説明を求めない。

コードの解説、エラー解析、仕様検討などはGeminiへ相談することにしました。

気合いを入れて、両AIで新しいチャットを3つほど立ち上げてスタート。

業務の流れや処理方法、受注データについて相談し、きれいにまとまったところでChatGPTへ最初のコード生成を依頼しました。

そして、そのコードをすぐGeminiへ渡し、一つ一つの処理を説明してもらいました。

今回は、自分でも少しはプログラムを把握できるようになりたいと思っていたからです。

命令や使い方までは分からない。

でも、自分のレベルに合わせて説明してくれるので、プログラム全体の流れは少しずつ分かるようになりました。

前回とは何かが違う

そして、動作確認のテストをしてみると、問題なく、すんなり動く。

え!

明らかに前回とは何かが違う。

2回目なので指示の出し方が良くなったのか。

ChatGPTをPlusプランへ変えたからなのか。

それとも、使っているモデルが違うからなのか。

管理人
管理人

前回のようなエラーが発生しないのはなぜ?

AI
AI

今回は仕様が整理され、AIごとの役割もはっきりしています。ChatGPTとのやり取りもコード生成に絞られているので、前回より進めやすい状態になっていると思います。

そう言えば、こんなこともあった。

Gemini Flashにエラー解析をお願いしても、原因を特定できなかったことがあった。

それをChatGPT Solに見てもらうと、すぐに原因を見つけてくれた。

同じAIでも違うんだ……。

今思うと、発表されたばかりのChatGPT 5.6 Solを使えたこともラッキーだったのかも。

その後も大きな問題は発生せず、ほぼ思った通りに動いたので、テストもスイスイと進みました。

今度は完成した

時間はかかりましたが、受注業務の自動化は完成しました。

初めて担当者に動いているところを見せたときは唖然としていました。

それから2か月ほど過ぎましたが、今もワンクリックだけで毎日頑張って働いてくれています。

たまにWeb画面への入力でエラーが発生することもありますが、そのときはChatGPTに相談しています。

最初の失敗から、相談、作り直し、テストまで。

全部含めると、一か月近く試行錯誤しました。

正直な感想は、

ふ~う。

この時の自動化について、改めてChatGPTと話してみました。

ChatGPTの解説

No.3では、一つのチャットにコード生成、説明、相談、エラー解析、追加仕様まで詰め込み、途中からうまく進められなくなりました。

今回は、その失敗を受けて管理人さん自身が進め方を大きく変えています。

ChatGPTにはコード生成。
Geminiには相談、解説、エラー解析。

一つのAIに何でも任せるのではなく、それぞれに役割を持たせました。

さらに新しいチャットから始め、仕様を整理してからプログラムを作り始めています。

管理人さん自身も、生成されたコードをGeminiに説明してもらい、前回にはないプログラムの流れを理解しようとしていました。

今回うまくいった理由を一つだけに決めることはできないと思います。

Plusへ変更したこと。
使ったモデルが変わったこと。
2回目なので指示の伝え方が良くなったこと。
AIの役割を分けたこと。

いくつもの条件が前回とは違っていました。

ただ、一つ確かなのは、前回の失敗をそのまま繰り返さなかったことです。

No.3で初めて「AIにも限界がある」と知り、No.4では、そのAIをどう使えば最後まで進められるのかを自分なりに考えていたと思います。

失敗したから、AIを諦めたのではなく、使い方を変えてもう一度やってみた。

結果として完成できなかった受注業務の自動化は今では毎日使えるところまでになりました。