荒々しい光景が広がり、100m以上も落ち込んだ噴火口を眺められる阿蘇山の中岳火口。見学は無料です。
エメラルドグリーンの湯だまりは美しく、活動中の火口を目の前で見学することができ、阿蘇山観光の特徴となっています。
しかし、火口から絶えず有毒な火山ガス(二酸化硫黄)が噴出しているため、濃度が高まると緊急避難や入山禁止となります。火山ガスのひどい時は完全に閉鎖されるため、火口を見ることはあきらめて帰るしかありません。
ちなみに、訪れた日は午前中、完全閉鎖され、午後1時に解除されたため、運良く見ることができました。それでも、歩いているだけで咳が何度も出て、火山ガスが漂っていることを実感しました。
2016年10月の噴火に伴い、状況が変わってしまったため、火口の見学が可能か公式サイトを見てください。
また、掲載した写真は噴火前のものになります。