スーパーコンピュータ「京」について開発や業績を紹介する計算科学研究センター展示室。入館は無料です。
2009年の事業仕分けで蓮舫議員が「2位じゃダメなんでしょうか」と発言したことで有名になりました。結局、総事業費は1000億円以上をかけて2012年に完成し、計算速度で世界一を達成しました。
多くの実績を残した「京」は2019年8月に運用が終了し、解体され、100倍の性能がある後継スーパーコンピュータ「富岳」に置き換わりました。
意外にも、「京」は計算結果を発表する条件であれば誰でも無料で使えるスパコンでした。非公開の有料使用も可能でその時の料金は1時間120万円で、8万個のCPUを稼働させるための電気代は月2億円だったようです。