築400年、築城当時の木造建築が現代に残る国内最大の現存天守
![白く美しい姫路城の天守閣](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle01.webp)
![太い柱や梁が特徴的となっている貴重な現存天守](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle02.webp)
貴重な現存天守
![上りと下りの階段は別に設置され、狭く急勾配のため足元注意](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle03.webp)
狭く急勾配のため足元注意
![築城当時から城を支え続けている巨大な心柱「東大柱」](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle04.webp)
巨大な心柱「東大柱」
![昭和の大修理で交換された西大柱。2本を1本に継ぎ足した三階部分](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle05.webp)
2本を1本に継ぎ足した三階部分
![守護神が祀られる長壁神社のある天守閣の最上階](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle06.webp)
天守閣の最上階
![最上階から眺める眼下の「三の丸広場」、奥に延びる道路の先が姫路駅](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle07.webp)
奥に延びる道路の先が姫路駅
![平成の大改修で綺麗になった新しいシャチホコと白い漆喰](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle08.webp)
新しいシャチホコと白い漆喰
![暗い室内に灯りがともる幻想的な地下の部屋](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle09.webp)
幻想的な地下の部屋
![築城当時の姫路城に広がっていた城下町の模型](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle10.webp)
城下町の模型
![新しく導入された案内ガイドは専用アプリを利用して動画再生](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-castle11.webp)
専用アプリを利用して動画で解説
![姫路の観光ガイドマップ](https://360navi.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/himeji-a01.webp)
コメント
松本城・彦根城・犬山城を含む四大国宝城の1つに選ばれている姫路城。入城は有料です。
1993年に日本で初めて世界文化遺産に登録されました。
築城当時の姿を残し、規模ともに、日本を代表するお城で、何度、訪れても感動できる、歴史的建造物だと思います。
このように現存している天守閣は日本中探しても少なく、戦争によって焼失した城も多かったようです。姫路城は「不戦の城」と呼ばれることもあったが、戦火の危機として、1945年、姫路を襲った大空襲により、市街地は焼け野原となる中、姫路城にも数発の爆弾が着弾したそうです。しかも、その内の1発は天守閣を直撃したが、幸運にも不発だったようです。もし、その焼夷弾が爆発していたら、天守閣は焼失していたかもしれません。
そして、姫路城を支えている巨大な心柱は、東と西にそれぞれ1本あります。1956年の大修理の時、城の命とも言える心柱のうち、全長25mの「西心柱」が腐っていることが分かり、危機的な状態になりました。代わりとなるヒノキを日本中、探すこと数年、兵庫県と岐阜県で見つかった樹齢600年の木をつなぎ合わせて取り替えられました。掲載した写真にある三階部分で見られる西心柱が、その継ぎ足した場所になります。
「東心柱」の方は築城当時のまま使用されていて、柱1本で100トンを支えている「西心柱」と「東心柱」、是非、近くで触ってみて下さい。なお、取り替えられた古い西心柱は、三の丸広場に展示されています。
天守閣は5年にわたる「平成の大修理」を終え、築城当時の美しい姿が戻りました。